ウクライナ、ロシア軍のインフラ攻撃で50%のマイナス成長=首相
[キーウ 13日 ロイター] - ウクライナのシュミハリ首相は13日、ロシアが電力網などの重要インフラに対する攻撃を続ければ、ウクライナ経済は今年50%のマイナス成長に陥るとの見方を示した。
ウクライナのインタファクス通信によると、シュミハリ首相は「ウクライナ経済は35─40%のマイナス成長に陥ると予想されているが、ロシアによるインフラに対する攻撃が続けば、マイナス成長幅は最大50%に達する恐れがある」と述べた。
また、ロシア軍の攻撃で経済のあらゆる部門が被害を受けているとし、政府は損害規模が年末までに7000億ドルに達すると予想していると明らかにした。
ロシアによるエネルギーインフラなどへの攻撃を受け、ウクライナ向けの越冬緊急支援を協議する会合がこの日に開催され、約70カ国・機関が10億ユーロ(約10億5000万ドル)を超える緊急支援を確約した。
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