https://www3.nhk.or.jp/news/easy/k10013917721000/k10013917721000.html

「ナスカの地上絵」 山形大学が新しく168見つける

山形大学のグループは、ペルーにある世界遺産の「ナスカの地上絵」について研究しています。グループは2019年6月から2020年2月まで、ペルーの専門家と一緒に、AIやドローンを使ってナスカの町のまわりなどを調べました。

その結果、新しい地上絵を168見つけたと発表しました。猫やらくだの仲間や人のような絵などです。大きさが50mぐらいの絵もあります。グループは、紀元前100年ごろからの400年の間に作った絵だと考えています。このグループが見つけた絵は、全部で358になりました。

山形大学の坂井正人教授は「今もまだ、どうして地上絵を作ったのかよくわかっていません。これからもAIを使って地上絵をさがして、何のために作ったのか調べたいです」と話していました。