記録的なインフレが続くアメリカでは、消費者の半数近くが賞味期限を無視して食料品を購入していることが分かりました。

アメリカ労働省によりますと、11月の消費者物価指数は前の年の同じ時期と比べて7.1%上昇し、
物価の伸び率は5カ月連続で縮小しているもののインフレ圧力は依然として強くなっています。

なかでも食料品の価格は10.6%も上昇しました。
物価の優等生といわれる卵の小売価格はおよそ1.4倍に急騰し、12個入り1パックで3ドル、400円ほどとなっています。

消費者アンケートでは6割が賞味期限間近の値下げされた商品を買い求め、
さらに半数近くが賞味期限切れの食品を値引きにつられて購入していると答えています。

インターネット上では「自分の鼻を信じる」といった書き込みが相次いでいます。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000279703.html