https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-kremlin-zelenskiy-idJPKBN2SX1BF

[ロンドン 13日 ロイター] - ロシアのペスコフ大統領府報道官は13日、ウクライナが領土に関する新たな「現実」を受け入れる必要があるとし、ゼレンスキー大統領が提案したロシア軍撤退を含む和平案を却下した。

ゼレンスキー大統領は12日、主要7カ国(G7)首脳によるオンライン会合に参加し、エネルギーや武器の支援を要請すると同時に、ロシアに対しては、外交的解決に向け、クリスマスまでに軍隊を撤退させるべきと呼びかけた。

ペスコフ報道官は「ウクライナ側はこれまでに進展した現実を考慮する必要がある」と強調。
ロシアが9月に併合を宣言したウクライナ東部と南部の4地域について「これら領土で実施された住民投票の結果」とし、「こうした新しい現実を考慮しなければ、いかなる進展もあり得ない」と述べた。


https://www.bbc.com/japanese/63056766
投票は、東部のドネツク、ルハンスク、南部のヘルソン、ザポリッジャの各州で行われた。ウクライナ領土の約15%の住民ら最大400万人が、戦乱が続く中で4日間、投票を求められた。
ドネツク、ルハンスク両州の親ロシア派当局が運営する通信社は、ロシアへの編入に対する賛成票は最大99.23%に達すると報じている。この種の投票では異例の高率だ。