【独自】准教授が学生に暴力か 被害の声相次ぐ「本気で蹴られた」「殴られた」 岐阜・各務原の東海学院大(メ〜テレ(名古屋テレビ))
https://news.yahoo.co.jp/articles/537ef505f87c69cf2f1ff31dfc0161c207c52a6e

岐阜県内の大学で准教授が学生に暴力を振るっているという証言が相次ぎ、大学が緊急アンケートを取りました。大学で一体何が起きているのでしょうか。メ~テレが独自に取材しました。

録音の声の主は、各務原市の東海学院大学で救急救命士を目指す学科で教える准教授の男性です。准教授の男性は、運動部の監督も務めています。卒業生の男性は、この准教授に暴力をふるわれたといいます。

「実習室で授業前に休んでいてその姿を先生にみられて『その態度はなんだ』って怒られて、自分だけ髪をつかまれて股間を蹴られた。実習室なのになんで寝転んでいるんだって言われて」(卒業生Aさん)

男性が被害を受けたのは2017年。その日のうちに父親に相談したといいます。大学によりますと、男性の父親からの問い合わせで問題が発覚しました。

准教授は、男性への暴力で2週間の自宅謹慎処分を受けたということです。しかし、処分された翌年の2018年には、男性の後輩にあたる別の卒業生が被害にあったと話します。

「救急搬送のときに全身を固定するような授業で、先生に被験者として選ばれた。自分が身動きできない状態で先生の『踏んでみろ』っていう音頭によって、ほかの人から踏まれたり笑いものにされて。悔しかったですね。なんでこんなことされないといけないんだって」(卒業生Bさん)

この卒業生の男性によりますと、当時、およそ20人の同級生のうちほとんどが暴力を受けていたということです。        

「ほかの学生は蹴り・殴り・殴打ですね。後ろからクリップボードで後頭部を叩かれる学生を何度も目撃していつかは自分もやられるんじゃないかという恐怖心は常にあった」(卒業生Bさん)