岡崎署勾留死、愛知県警が捜査開始 暴行陵虐容疑、書類など押収 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20221216/k00/00m/040/392000c

愛知県警岡崎署(同県岡崎市)の留置場で無職男性(43)が勾留中に死亡した問題で、県警刑事総務課は16日夜、同署の対応に問題があったとの見方を強め、特別公務員暴行陵虐容疑で捜査を開始したと明らかにした。男性が収容されていた保護室を撮影した監視カメラのデータや関係書類などを押収したとしている。

男性は11月25日に公務執行妨害容疑で逮捕され、同署で勾留されていた。留置場で暴れるなどしたため、ベルト手錠と捕縄といった「戒具」で身体を拘束されたうえで、保護室に隔離されていた。今月4日に呼吸をしていない状態で発見された。司法解剖の結果、死因は腎不全だった。【森田采花、熊谷佐和子】