1)《米国で、彼のサイトは大量殺人と関連づけられてきた。日本で、彼はスターである》

そんな見出しの記事をNYTの@BenjaminDooleyが配信。西村博之氏にフォーカス。

「西村氏があまり語りたがらないことがある。オンライン匿名掲示板の4chanを所有していることだ」


2)「彼のリーダーシップのもと、4chanはネット上で最も有害な場の一つに。大量殺人や陰謀論に関連しているのに、米国で西村氏の名を聞いたことがある人はほぼいない。また日本では、4chanの名がほぼ知られていない」

以下の件も、日本メディアではほぼ報じられませんでした。

3)NYTは西村氏の「成功の大きな要因」として、"near total invulnerability to shame"をあげている。

「恥じらいにほぼまったく傷つかない強さ」とでも訳せばいいだろうか。記事では「一種の超能力」とまで言っている。

4)記事ではもちろん、Qアノンにも触れている。

「4ちゃんユーザーはQアノン現象をうみ、コロナや大統領選で陰謀論を広めた。バファローの事件を起こした白人至上主義者を過激化させる手助けをした」

議事堂襲撃事件、ペロシ宅襲撃事件も触れている。バファロー事件は以下。

5止)西村氏は「この記事のための取材を拒否した」という。Abemaなどであれほどいろんなことを主張しているのにどうしてだろう、と思う。

2ちゃんやワトキンス氏との訴訟にも触れられており、かなりまとまっている。NYTが時々やるように、日本語訳されないだろうか。
https://www.nytimes.com/2022/12/18/business/4chan-hiroyuki-nishimura.html