具体例でいじめ通報促進へ 学校・警察連携、文科省
19時35分

 文部科学省のいじめ防止対策協議会が19日開かれ、重大な事案に関する学校と警察の連携を強めるために、犯罪行為として相談、通報すべき具体例を示した資料を作成して学校に周知する方針を確認した。文科省が年明け以降に実施する。

 文科省によると、悪質ないじめの例を示した上で、どの罪名に該当する可能性があるのか分かりやすくする。(1)同級生を繰り返し殴ったり蹴ったりするのは暴行罪(2)度胸試しと称して無理やり危険な行為をさせるのは強要罪―といった説明を想定。インターネット上のいじめ増加を受け、実名を挙げた悪口書き込みは名誉毀損罪や侮辱罪の可能性があると示す。

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