生活保護受給者から現金だまし取り逮捕起訴 熊本市職員を懲戒免職 | テレビ熊本
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担当する生活保護受給者から現金をだまし取るなどしたとして逮捕・起訴されている熊本市の女の職員を懲戒免職処分です。

女の職員は「身勝手な行動で被害をうけた受給者に対して申し訳ない」と話しているということです。

【熊本市総務局行政管理部 小島 雅博部長】
「誠に申し訳ありませんでした」

19日付で懲戒免職処分となったのは、熊本市南区役所保健福祉部保護課のケースワーカー井山 涼 主事(26)です。

熊本市などによりますと、井山主事は去年3月からことし2月にかけ担当する生活保護受給者3人から合わせておよそ755万円をだまし取った疑いなどでことし6月から4回にわたり逮捕され、その後、起訴されています。

その手口は「預貯金が高額になっているので保護課へ返還して生活保護を継続した方がよい。返還手続きは私がやります」などと嘘を言ってだますものだったということです。

井山主事は12月16日の第2回公判で起訴内容を全て認め、熊本市の聞き取りに対し「身勝手な行動で被害をうけた受給者に対して申し訳ない」と話しているということです。

熊本市は今後、第三者委員会を設置し、再発防止策を検討したいとしています。