防衛省は中国軍の爆撃機2機が19日、沖縄本島と宮古島の間の上空を飛行し、東シナ海と太平洋との間を往復したと発表しました。沖縄の南の太平洋では中国軍の空母が展開していて、防衛省は連動して訓練を行っている可能性も含め、分析と警戒を続けています。

防衛省によりますと19日午後、中国軍のH-6爆撃機2機が、沖縄本島と宮古島の間の上空を南東方向に通過しました。

そして、沖縄県の沖大東島の南東の太平洋の上空でUターンして、同じルートを通って東シナ海に戻ったということです。

航空自衛隊の戦闘機がスクランブル=緊急発進して対応に当たり、領空侵犯はありませんでした。

沖縄の南の太平洋では今月16日以降、中国海軍の空母「遼※寧」などが展開し、搭載されている戦闘機やヘリコプターの発着が繰り返し行われたのが確認されています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221219/k10013928071000.html