50代からは「最低限の大掃除」でOK。この3か所だけきれいに

年々面倒になる年末の大掃除。すっきり気持ちよく新年を迎えたいけれど、大がかりな掃除はしたくない。ここではアラフィフの夫婦ふたりで暮らすミニマリスト・本多めぐさんが、歳を重ねて簡略化した「最低限の大掃除」について教えてくれました。

50代、大掃除は小さく、軽やかに。
私は掃除をしたくないズボラなミニマリストです。基本的に掃除は最低のことしかしませんが、年に一度の大掃除は夫が協力してくれるので少しだけがんばります。今回は、私が行っている「最低限の大掃除3か所」をご紹介します。

●1:衛生面からみてキレイにしておきたい。冷蔵庫の中
1つめは「冷蔵庫内」の掃除です。いつもアルコールできれいにしている…というタイプではありませんので、たまに気になったときや、なにかをこぼしたときなどに掃除をするくらいです。
でも大掃除は一年の区切りといういいタイミングで、加えて衛生的に気になるため、このときばかりはがんばっています。

冷蔵庫内のパーツは取り外して洗剤で洗います。冷蔵庫内はふきんでふいてすっきりと。わが家は小さな冷蔵庫のため、一般家庭よりは時間もかからないです。

年末はいただきものが増え、冷蔵庫の食材が増えがちなので、12月中旬にやるのが効率いいと思います。おせちを買う人は、そのスペースもほしいですよね。なにかとバタバタしがちな年末前に、さっさと掃除してしまいましょう。

●2:運気よく正月を迎えたい。玄関まわりと靴箱の中もスッキリと
2つめは「玄関まわり」の掃除です。風水にこだわってはいないですが、玄関からよい運気が入ってくると聞くので、年末はしっかり掃除します。玄関ドアや壁も、年末だけはキレイにふいていますね。

このタイミングで、はかなくなった靴を家族に聞いて処分することも。余分な傘などもチェック。

今年は、余分な靴は処分ずみで捨てる物はありませんでした。傘については、ビニール傘が2本あるので本当は1本捨てたいのですが、私がよく出先から持ち帰るのを忘れてしまうので念のため取ってあります。

靴箱の中をふき、ブレーカーのホコリを落とします。その後に、小さな正月飾りをかざっています。

●3:換気扇や照明、手の届かない高い所は家族におまかせ
3つめは「高いところ」の掃除です。私は掃除が面倒くさいのと身長が低いのを言い訳に、高いところの掃除をほとんどしません。
ズボラな私の思考としては、なるべく掃除や片づけをしたくない。そのために最低限の手間で暮らせるようにものを配置し、掃除しようと考えています。

片づけの優先順位1位は「床の上」。床の上にあるものは日々の掃除のジャマ、そしてあれば行動を制限されるので徹底的に減らします。

次は「机や棚など毎日使う場所」。ものがあれば寄せて掃除をしなければいけないし、常に目に入ります。なのでものを減らし収納して管理の手間を減らします。

いちばん最後が「高い所」です。高い所にある=目に入らないしジャマにもならない=優先順位が低い=なにもしない…という流れで考えています。

というわけで、換気扇や照明など、高い所の掃除は家族におまかせしています。掃除用具や洗剤の準備もないため、夫が自分で買ってきて、好きなときにやってもらっています。完全に私がノータッチなのでなにも言われず、自分のペースでできるので気楽なのではと思っています。

ズボラなミニマリストのゆるい大掃除は、こんなふうに進めています。掃除は体力が必要ですし、まとめて行うと疲れます。家族の力を借りたり、そもそも掃除がいらない部屋づくりを進めたいと思っています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/95f2fa6fe2b99dccfdfb2fecdf1b06278cf50f5a?page=2