荒木飛呂彦「スカッとしない、ストーリーが何を言いたいのか分からない作品は面白くねーんだよ。」 [584964303]
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「まんがのチカラ」インタビュー『荒木飛呂彦先生（中編）』その１
荒木：ああ、『仮面ライダー』も謎でした。あのね、はっきり言って全然面白いと思えなかった（笑）。
『巨人の星』（梶原一騎先生／川崎のぼる先生）とかに比べて、ストーリーが何を言いたいのか分からない。
ずっと、うじうじうじうじ悩んでいるじゃないですか。
なのに、すごい人気があって不思議だったなあ。石ノ森先生の『マンガ家入門』はバイブルですけど、あのまんがの良さはわからないですねえ、いまだに。
荒木：あの、エヴァンゲリオンとかガンダム系のさ、「ホントは戦いたくない心理の主人公がマンガの主人公になってる」ということがよくわかんないんですよ（笑）。
だってスカッとしないじゃないですか！ 悩まずに突き進んで欲しいよね。スカッと。
「自分は改造人間になってイヤだよー」みたいなね。
オレだったら「うれしいんじゃないか」と思うんだけどね。うらやましいじゃない単純に。
ラッキー、みたいな。
http://atmarkjojo.org/archives/1435.html 発言当時連載してたスティールボールランはその点明確だった スカッと系もいいけど、それが続くと逆のものが欲しくなるんだよ
９０年代前半のロボットものは熱血系が多かったので、あえて女々しいやつにしたと
貞本が言っていた バオーはスカッとしたヒーローではなかったような記憶があるのだが😅 ジョジョリオンは謎が謎のままダラダラやってたので飽きて脱落してしまいました
すみません それお前
ジョジョリオンとか何をしたいのか全く伝わってこなかった ジョジョってオシャレなキン肉マンだからな
ブリーチとかと同じレベルの漫画 荒木の好みはそれはそれでいいとして
スカッと系だけでなくうじうじヒーローもいた方がいいと思う 四部のカタルシスは凄かったな
マジでスカッとしたし、早人の涙もよかった 荒木って相当マッチョ思考だよな
キャラはホモくさいのに 荒木は時代劇畑の人間
時代劇はまず最初に同情の余地なき悪党が登場して、
主人公がそいつをブチ殺してスカッと終わる
主人公が苦悩をする話になっていない
仮面ライダーもテレビ特撮版は時代劇と同じ作りなので、
（改造人間の苦悩が描かれたのは最初の1クールだけ）
荒木が言ってるのは石ノ森章太郎の漫画版だと思われる
荒木の嗜好は子供向けなんだと思う
子供向けならアンパンマンは苦悩しなくていいが、
大人向けに作ったらアンパンマンは
自分の存在意義に苦悩し、
「暴力だけで解決するのか…」と苦悩しなければならない おっ虚カスか？
場合によってはタイガース全勢力を相手にする事になるが？ >>1
意図的に盛って強めの語気にしたりと露骨に悪感情を煽って叩かせようとするスレタイは嫌い アンタの漫画もなに言ってるかよく分かんねーんだけど…
でもそれを勢いと絵と謎理論でなんとなく納得させてしまうから凄いよ >>20
物語は、抑圧の描写からその解決でカタルシスの効果を出してるとして
その抑圧の描写が「単なる悪いやつ」では、物語を楽しむことに慣れた読者にはその抑圧をリアルに感じられなくなるんだな 荒木
「凄い能力を手に入れたり選ばれし特別な人間だったとわかったのに
『本当はこんなの望んでない…』みたいにグジグジしてるキャラいるじゃないですか。
僕あれが凄く嫌というか不思議で、僕なら『え？ こんな力あるなら世界とっちゃおうぜ！』なんですよ。
だからエヴァンゲリオンの主人公の葛藤とか入ってこないし共感も出来ないんですよね」 ずっとうじうじ悩んでてつまらんかったと言えばゲド戦記 吉良吉影も戦いたくなかったやんけ
あれもう主人公だろ 読者の、物語での抑圧への共感や一体化が深ければ深いほど
それが解決されたときの浄化作用も大きくなる
ウジウジ系や争いの理不尽に悩む主人公が流行ったのも
物語に慣れた読者が増えたことで、より深い共感を呼べるものが求められたからだろうな ジョジョはそういう抑圧の解決のカタルシス的な物語のところで人気が出たんでなく
パワーバトルから能力バトルっていう複雑な力関係で勝利していくところで人気が出たんだろう これはわかるわ
ジョニィくらい突き抜けてる方が見ていて気持ちいい カタルシスはもう流行ってないからな
ずっと嫌な気分で読んでてラストで盛り返すのはストレス的にコスパが悪い
心の健康の上で害悪だと思われてる これはわかるわ
力もいらない権力もいらないウジウジな主人公見てると
「じゃあお前はなんのために生きているんだ？」「どういう人生を送るつもりだったんだ？」と思ってしまう
そのくせ周りの都合で死地に赴くことだけは結局のところ唯々諾々と従う
意味不明すぎて共感がまるで持てないんだよな >>37
ムカつく野郎を承太郎のオラオラでスッキリ
ってのはバカ受けしてたよ >>43
嫌ならやめろよｗで終わってしまうからなあ 確かにジョジョはスカッとするな
ラスボスがみじめったらしくやられてくれる所がジョジョで一番好きなところだわ バオーとかメタルKとか嫌な気分になったよな
ジョジョだってそんなスッキリする漫画でもないやろ >>45
3部までは、そういう既存のバトルマンガ的な描写で人気出してたのかな
4部から、もう少し複雑になってきてるように思う
4部は主人公の仗助が仲間内でもけっこう嫌われもので、広瀬康一が主人公的だと持ち上げられるメタ的な視点があったな >>52
2部までは毎週打ち切りレース常連の一番最後が定位置だったのに売れたらこれな >>54
2部まではネタで楽しむオタク内での盛り上がり以外では子供たちにはあんまり人気なかったみたいだな
3部はそこに、ジャンプ的なバトルマンガの図式に乗っかって人気マンガになっていったって記憶
でもジョジョの特徴である能力のパワーだけでない性質でやりあうようなバトルの描写が深められるのは4部からって感じ >>20
荒木の手にかかった場合アンパンマンはどんなのになるんだろうな
どういう展開になるんだろう >>29
なんと陽キャな発想ッ！！！
そこにシビれる！憧れるぅ！！！ >>50
メタルKといえばギルファーとかゴッドサイダーも終わりがスッキリはしないな ジョジョリオンは記憶喪失の陰キャ主人公が動かしづらそうだった >>61
あの人バトルはしつこくてクドイんだけどね
終わり方が急展開すぎて店じまいみたいなのばかり エヴァの悪口はもっと言え最終的に氷河期世代への煽りにしかならなかった駄作だ
だが
ガンダムを貶すのは許さん
未だに視聴者に浄化作用のあるアニメなんてそうないんだぞ初代は >>63
まあそれは実際に打ち切りが多かったからだとも思うけど
ゴッドサイダーなんてゲームの女神転生に多大な影響を与えた源流の一つとも言えるのに過小評価されてる感じはある
ビジュアルセンスは飛び抜けてたのに こいつにジョジョリオンって漫画の終盤読ませてやりてえよ >>1
6部以降のお前の作品やないかっ!!って皆思ってるってｗ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
