陸上自衛隊伊丹駐屯地は20日、部外団体の資金約1300万円を横領したとして、中部方面総監部付隊の40代の男性准陸尉を懲戒免職処分にしたと発表した。処分は同日付。

 伊丹駐屯地によると、准陸尉は2017年3月ごろから21年11月2日までの間、部外団体の資金を横領したとしている。刑事処分など詳細については明らかにしないが、部外団体とは示談が成立したという。

 本人が「使い込んだ」と申し出があり「生活費に困窮した」と話したという。

 同隊の岩崎誉隊長は「隊員に一層の服務指導をし、自衛官としてあるべき姿を再認識させ、事案の絶無に万全を期したい」としている。

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