「少年革命家」として日本一周を敢行した中学生ユーチューバー「ゆたぼん」の父で、心理カウンセラーや講演会講師などを務める実業家の中村幸也氏が20日までにツイッターを更新し、不登校を批判する声を一蹴した。

「親が『子どもが不登校になって困る』と言ってるケースでは、困ってるのは世間体やらを気にしてる親であって子どもは特に困ってなかったりする。本当に子どもを思うなら信じてやりたいことに没頭させてあげたらいい」と、子どもの主体性を尊重することが大事であると主張。「今は勉強以外に興味が湧いてるだけかもしれないし、自ら学ぶ可能性だってあるのだから」と説明を加えた。

 また、不登校の影響を心配する声についても反論。「ゆたぼんに対して『学校行ってないお前は就職できないし稼げない』なんて言ってるやついるけど、ゆたぼんは中学生ですでに稼いでる。『お金を稼ぐ=就職』だけしか道がないと勘違いしてる人多いけど、個人で稼ぐ力を身につければお金を稼ぐことはできるし、そこから新たなビジネスチャンスも生まれる」と、息子は学校に行かなくても経済的に自立していることを伝えた。

 ゆたぼんは、大阪府内の小学校に通っていた小学3年時に不登校に。昨年末に「47都道府県をまわり、不登校の子やその親御さんといった多くの人たちに元気と勇気を与えたい」と宣言。クラウドファンディングで支援を募り、6月30日から専用車「スタディ号」で日本一周スタート。投げ銭を募るなど激動の日々を送り、11月13日にゴールを報告した。

来年1月21日にボクシングの試合に出場すると明かし、今月10日には専用車を売却すると発表。さらには17日に「誹謗中傷してきたアンチに裁判で勝った!」とツイッターで明かし、「誹謗中傷してる奴はホンマ学校で何を学んできたんや 俺はこれからも誹謗中傷する奴は許さへんから覚悟しとけよ」とつづっている。

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