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阪急阪神HD社長に嶋田副社長が昇格 来年3月

阪急阪神ホールディングス(HD)は21日、嶋田泰夫副社長(58)が社長に就任する人事を発表した。杉山健博社長(64)は退任する。いずれも来年3月1日付。杉山氏は今月21日付で阪神タイガースの取締役オーナーに就任した。角和夫・阪急阪神HD会長は留任する。

新型コロナウイルス禍の収束後を見据え、新たな経営体制を構築することが目的としている。阪急阪神HDは今年5月に、大阪梅田駅周辺をはじめとする沿線開発の強化を掲げた長期経営計画を策定。同計画を推進するにあたり、今年度内の新体制の発足が必要と判断した。

嶋田氏は昭和63年に阪急電鉄(現阪急阪神HD)に入社。阪急阪神HDのグループ経営企画室長、阪急電鉄の経営企画部長など、主に経営企画畑を歩んできた。令和4年4月から阪急電鉄社長を務め、6月からは阪急阪神HD副社長を兼任していた。