最近お腹が減る → 末期がんだった 女性向け成人漫画家による“明るい闘病記”に笑いと涙
末期がんでもご飯はうまいし酒も飲める。

 女性向け成人漫画家による末期がんの闘病記『末期ガンでも元気です 38歳エロ漫画家、大腸がんになる』が、重いテーマを大変明るく扱った内容で人気です。
がんという誰でも起こり得る病にかかったときどのように生活が変わるのか、ユーモアを交えて描かれます。

 漫画の作者は、ひるなまさん。彼女は2019年秋ごろから、体の異変を感じていました。それは、1日中「おなかが減る」というあまりに平和なもの。
また、一度に食べられる量が今までの半分程度になり、1日中おなかがギュルギュルと鳴るようになっていました。

 歳のせいかと思っていたひるなまさんですが、この平和な異変こそが大腸がん末期の自覚症状だったのです。
がんが判明したきっかけは、生理痛が今までにないほどひどくなり病院に行ったことから。ただし、このとき訪れた病院は医者が大変アレだったらしく、診断結果は「異常なし」でした。

それでも絶対におかしいと、絶対に別の病院でもみてもらうよう鬼気迫る勢いで念を押してくる夫。根負けしたひるなまさんが近所の病院へ行き
「最近胃が変で」と傷んだ部分をさすりながら診察室へ入ると、医者の先生からいきなり衝撃の言葉を聞かされます。「あなた。今さすってるそこ、胃じゃないよ」。

『末期ガンでも元気です 38歳エロ漫画家、大腸ガンになる』は、2月15日に単行本が発売されました。第2話以降は、がんの診断がくだされるまでの3週間、
そこから手術の結果ステージ4が判明するまでのさらに2週間、そして予後平均30カ月が言い渡されるまでのさらに3週間が描かれていきます。

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2102/18/news023.html