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2022/12/25(日) 07:21:22.01ID:urLjupom0XMASワクチン接種でがんが増えるというメカニズムの根拠は強くない
ワクチン接種でがんが増えるとの一部の人が主張している説は以前からも存在しているため、これまで世界中の専門家や報道機関によって検証され続けてきました。
ワクチンの安全性も継続的に監視されていますが、そのモニタリングでがんとの関連は見出されていません。
どうして接種でがんが増えると主張しているのでしょうか?
以前は、人のDNAを書き換えるためという話が出回りましたが、それは証拠が乏しいと考えられています。
最近は、がんに対するものも含めてヒトの免疫を抑制して、がんを増殖させやすくなるなどの説が一部に流れています。
しかしこちらも、接種による獲得免疫の促進は自然免疫系の抑制を意味するものでなく「がんに対する免疫には影響を与えない」し、接種ががん等の健康問題を引き起こすとの主張は裏付けとなる証拠がない憶測に基づくなどと既に検証・指摘されています。
継続的に、様々な専門家や報道機関が検証を行っていますが、これまでの正当な認識では、がんなどに対する免疫を抑制して、その経過を早めたりするリスクは乏しいと一致しています。
なお症例報告では、接種後にがんが退縮したというものや、がんが急速に進行したというものいずれも存在しますが、それらは自然な経過であることも否定できず、現にまれな血液のがん(血管免疫芽球性T細胞リンパ腫)で急速に進行したという文献の著者も、血管免疫芽球性T細胞リンパ腫の他の患者に当てはまるかどうかは不明確であることを明記しています。
ましてやさらに他の血液がん、そして血液のがんではないがん(固形がん。例えば肺がんや乳がんなど)に当てはまるなどを、この症例報告で言うことはできません。
これらを受けて
・「新型コロナワクチンががんを引き起こし、再発やがんの進行につながることを示唆するデータはありません」(米国立がん研究所)
・「新型コロナワクチンががんを引き起こすことを示唆する情報はありません。また、これらのワクチンががんを増殖または再発させる可能性があることを示唆する情報もありません」(米国対がん協会。2022年12月9日更新)
と結論されています。
https://news.yahoo.co.jp/byline/otsushuichi/20221223-00329524