ローソン「味のしない飴」“まさに虚無味”と話題で正式発売へ 担当者「『逆転の発想で面白い!』上司が背中を押した」

  ローソンは2022年10月25日からのテスト販売を経て、「味のしない?飴」(189円)を2023年6月に正式販売(予定)すると決定しました。食品は見た目やパッケージもさることながら、最も重視されるのは風味のはず。大胆な挑戦はどのように始まったのか、ローソンの担当者に取材しました。 

 「味のしない?飴」は、食物繊維(ポリデキストロース)と甘味料のエリスリトールを原料にカンロが製造しています。1粒(3.4グラム)あたりのエネルギーは3.1キロカロリー。コロナ禍での、特に乾燥を防ぐ目的で口の中を潤わせたいという需要の高まりと、「甘い飴を食べ続けるのは苦手」「マスクをしているため、ミント味は目に染みる」という意見が開発につながったとしています。

 購入した人からは、「すごい!!虚無!」「うっすーーーーーーーい甘味を感じる気がするレベルでほんとに『無』」と味がないことへの驚きや、「つわりのときにほしかった」「観劇の時にいいかも」など需要がうかがえる声がありました。メーカー7社による「テスト品総選挙」では約6000票を獲得し、全7商品中1位を獲得するほど人気になっています。

 コロナ禍に誕生した不思議な飴、「味のしない?飴」の開発の経緯や当初の社内での反応、購入者からの反響をどう受け止めたか、ローソンの担当者に聞きました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/204f1e560c59e653b7a29b59ea1db51882d7de27