イスラエル国防相がイラン核施設攻撃の可能性示唆 「2、3年後」

エルサレム 28日 ロイター] - イスラエルのガンツ国防相は28日、軍が2、3年後にイランの核施設を攻撃する可能性があると述べた。攻撃の可能性について具体的な時期に言及するのは異例。

2015年核合意の再建に向けた国際的な取り組みが停滞する中、イランはウラン濃縮を拡大している。民生用のプロセスだが、最終的には核兵器の燃料にもなり得る。イランはそうした構想はないとしている。

ガンツ氏は空軍士官候補生の卒業に当たり行った演説で「2、3年後にあなた方は東に向かって飛行し、イランの核施設に対する攻撃に参加しているかもしれない」と述べた。

イスラエルは10年以上にわたり、世界の主要国による外交が行き詰まったと判断すればイランの核施設を攻撃すると示唆してきた。

https://jp.reuters.com/article/iran-nuclear-israel-idJPKBN2TC11O