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重要なのはパワー? 精度? 飛距離アップを好成績につなげた“中国美女”

新女王誕生、ニュースター登場など今年も大いに沸いた国内女子ツアー。その1年間をスタッツで振り返る。【イーグル数】

コースをひと際盛り上げるイーグルを今年最も奪ったのは、8個の葭葉ルミと稲見萌寧。今季ドライビングディスタンス2位(255.55ヤード)の飛ばし屋と、パーオン率80%超を目指すショットメーカーとプレースタイルの異なる2人が並ぶ結果になった。

やはり葭葉のほか、勝みなみ(ドライビングディスタンス4位)、佐藤心結(同10位)ら飛距離のある選手が上位に顔を出すが、一方で小倉彩愛、申ジエ(韓国)とセカンドショット以降の精度で勝負する選手も名を連ねるのはおもしろい。“ゴルフは上がってなんぼ”という言葉を改めて実感する並びだ。

ただ、やはり距離のアドバンテージをスコアにつなげた選手も。その一人が今季1勝のセキ・ユウティン(中国)だ。飛距離を伸ばすためのトレーニングを続けた結果、ドライビングディスタンスは昨季の224.83ヤード(81位)から、245.26ヤード(14位)へ大幅アップ。それに伴ってか、イーグル数も2個→6個と3倍増に成功した。初優勝に初シードと、飛距離アップを成績にしっかり反映させた成功例といえる。

【2022年イーグル数上位】
1位:稲見萌寧  8
1位:葭葉ルミ  8
3位:小倉彩愛  7
3位:勝みなみ  7
3位:佐藤心結  7
3位:申ジエ   7
7位:上田桃子  6
7位:西郷真央  6
7位:セキ・ユウティン 6
10位:山下美夢有 5
10位:渡邉彩香  5
ほか7人