スペルマロン 19年、20年とこのレース連覇し、高知競馬史上最多の重賞12勝を誇る実力馬だが、21年の2着後は重賞ではいいところなし。ただ近2走が連対と復調気配はある。

ララメダイユドール JRA3勝クラスでは4着が最高だったが、今年1月からの高知では6戦6勝(うち重賞3勝)。初距離でも押し切り濃厚だ。

グッドヒューマー 3歳時には昇竜ステークス2着などJRAで活躍。高知では約1年で12勝を挙げ最下級からグランプリ出走までこぎつけた。初のオープンだった前走を逃げ切って今回の出走馬のうち5頭を下しており、軽視はできない。

ガルボマンボ 北海道2歳・1勝から転入後に変身し、高知二冠を達成。古馬相手では2戦し3着が最高だが、今回は4歳以上より負担重量が1キロ軽いのが有利だ。

グリードパルフェ 3歳時に東京ダービー4着の実績があったが、21年のこのレースは7番人気での勝利。その後7戦して1勝だが、適距離のレースがなかったとすれば、ここで再びステイヤーの面目躍如となる可能性もある。

エイシンピストン 21年末にC1級を勝つと、5月の福永洋一記念で6着に敗れるまですべて3着以内と軌道に乗った。1900メートルで3着、2着と好走しているが、“過去10年で4コーナー7番手以下から馬券絡みなし”というデータは追い込み馬にとって気になる。

ヤークトボマー 昨夏の転入から24戦8勝、2、3着各4回だが、重賞では3着1回が最高と苦戦ぎみ。ただ今年9月の珊瑚冠賞はやや詰めを欠いたとはいえコンマ8秒差ならノーマークにはできない。

アポロティアモ JRA障害からの転入後、馬券に絡めなかったのは9着だった黒潮マイルチャンピオンシップのみ。ただ同レースでは赤岡修次騎手でも折り合いに苦労していた印象で、さらなる距離延長で騎手がテン乗りでは強く推せない。

そのほか、ゴールデンブレイヴ、ミサイルマン、ジャッキー、ジョウショーモードが出走する。

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