東京証券取引所で30日、2022年最後の取引となる大納会の式典が開かれた。岸田文雄首相が出席し、少額投資非課税制度(NISA)の抜本的な拡充や恒久化に取り組むことに触れ「官民一体となって個人の証券投資を盛り上げていきましょう」とあいさつした。現職首相が大納会の式典に出席するのは2013年の安倍晋三氏以来9年ぶり。

 岸田首相は企業価値が推定10億ドル(1千億円以上)を超える非上場企業を指す言葉「ユニコーン」に触れ、東証に「日本からユニコーン企業が次々と輩出されていくよう、政府とともに市場改革を進めていただきたい」と注文を付けた。

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