■座っていたキャリーバッグから後ろに転落
世の中がコロナ禍に突入する前の2019年4月のある金曜日。Aちゃん(3歳5ヶ月)は両親とともに日本を訪れます。そして事件は午後8時過ぎの空港内で起きました。 Aちゃんは高さ60cmほどのキャスター付きのキャリーバッグに腰掛けていたと言います。その後、後ろに転落。頭を空港のターミナル内の床に打ち付けてしまいます。 その事故からおよそ45分後、嘔吐し始めるAちゃん。両親が付き添い様子を見ていましたが、事故から3時間半後に救急要請をしました。 病院に到着したAちゃんは、呼吸数・脈拍・血圧などには問題がなく、意識もはっきりとしており、手足の運動障害もありませんでした。また、頭の右側に打撲のあとがあった以外には、傷なども見当たりません。 しかし、CT撮影を行ったところ、右側頭骨骨折と右急性硬膜外血腫が判明します。 小児集中治療室に収容して経過観察を行い、その後の一般病棟も含め、6日間の入院となりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/56b32987384972709b4472ec1fc631b02f8a514c