実際に養子本人と会った立憲民主党・山井和則(やまのい・かずのり)衆議院議員に話を聞いた。山井議員は、国会で旧統一教会の問題に取り組み、「実際に養子になった」という元信者らと面会を続けてきた。

山井議員:
「ある(養子に出された)方なんかは、20代になってから初めて『いや、あなた養子なんですよ』と親から言われたと。ショックで立ち直れなくなっちゃったっていうんですよね」

山井議員が面会した、養子に出されたという元2世信者の女性本人との対話の音声を、私たちは入手した。
養子に出された元信者の女性(音声):
「どうして私だったのか、どうして私じゃないとだめだったのか」
「結局、私ってなんのために生まれてきて、なんで生きてるんだろうって多分一生苦しみ続けるなって。結局、自分の存在意義がなくて困っている。本当に統一教会の教義でしかないなって…」

「自分は教団の教義の道具でしかない…」。別の、養子に出された元信者は…。

別の養子に出された元信者の女性(音声):
「私は生まれる前から、養子に出されることが決定していたそうです。宗教の上にある養子、というのが辛い思いを生んでいます」

https://news.yahoo.co.jp/articles/ce4b7ce36d2c88d159203c02ff4f63e6df6e3291?page=2