ED(勃起障害)」とは、「完全に勃起しなくなる」こと…そう考えているとしたら、その認識は間違っている。
「たまに勃起しないことがある」等も、「ED」の治療対象となり得る。
そして、「ED」を放置すると、命に関わる可能性があることは、あまり知られていない。

■30~70代の4人に1人が「ED」
ある年齢以上の男性なら、誰しも気になる「性機能の低下」。
実は、日本人男性の1130万人以上が中度および重度の「ED」であると推測されている。
40代の5人に1人、50代の2.5人に1人、30~70代でみると4人に1人が「ED」を抱えているとも言われている。

しかしEDの症状を感じても、「疲れていたから」「最近ストレスが多いから」等と、出来るだけ気にしないようにすることはないだろうか。

EDとは、「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が、持続または再発すること」(ED診療ガイドラインより)。
中高年の「ED」の原因は、陰茎の動脈硬化で血流が悪くなることが多くなっている。

勃起は、性的刺激を脳が感じることにより、陰茎内への「血流の増大」が起き、海綿体に血液が貯留することで起こる。
しかし、陰茎の動脈は他の臓器よりも非常に細く、その内径は、わずか1~2mmしかない。https://news.livedoor.com/article/detail/23476152/