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「バイバーイ」帰省先でお別れ 北海道陸別でマイナス30.6℃ 春の七草は…

空港や新幹線の駅は旅行客や家族の見送りに来た人たちで混雑しました。皆さん、家族と思い思いの時間を過ごしたようです。

 3日朝は全国的に冷え込みが強まり、寒さの厳しい一日となりました。北海道の陸別ではマイナス30.6℃を観測し、今シーズンの全国の最低気温を更新しています。また、雪も強まっていて、夕張では観測史上1位となる64センチの積雪を記録しました。

 岩見沢市民:「夜中しんしんと降っていた。まだまだ果てしない。エンドレスできょうは頑張ります」

 一方、3日も各地で正月を感じさせるイベントが開かれました。

 京都市の八坂神社では、毎年恒例の「かるた始め」が開催されました。かるたを神前に奉納した後、色とりどりの平安装束を身にまとった「かるた姫」が手合わせを行いました。

 滋賀県大津市で開かれた弓の上達を願う「初射会」。袴姿の参加者は28メートル先にある的を狙って力強く弓を引き、新年の到来を祝いました。

 山梨県笛吹市の博物館で開催されたのは羽子板作りを体験できるイベント。参加した子どもたちは思い思いの紙を飾り付けし、自分だけの羽子板を作っていきます。最後には完成した羽子板で羽を打ち、お正月気分を満喫していました。

 愛知県豊田市では「春の七草」の出荷作業が始まっています。「七草がゆ」は1年の無病息災と長寿延命を祈って1月7日に食べる風習があります。今年の出荷価格は、資材費の高騰などで去年より1割ほど上がっているということです。