出生率の回復には、男女とも柔軟な働き方ができる環境作りが不可欠――。

20世紀後半、出生率低下にあえいだ先進国は試行錯誤を経てこの解を導き出した。
「男=仕事、女=家庭」とみなす伝統が根強いドイツも、夫婦が柔軟な働き方を選べる仕組みが出生率回復をもたらした。

ドイツは1990年代には出生率が一時1.2台まで低下し、隣国のフランスや北欧とは大きく差が付いた。
2015年以降は1.5台に回復した。
21年は1.58だ。

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https://www.nikkei.com/article/DGKKZO66881060V11C22A2EP0000/