中国、日本の水際対策強化に反発 「防疫は科学的であるべきだ」

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国本土からの入国者に対し、日本政府が8日から入国時の検査を強化することについて、
中国外務省の毛寧副報道局長は4日の定例記者会見で「各国の防疫措置は科学的であるべきだ」と改めて反発した。

また米国務省のプライス報道官らが中国の感染状況などの情報開示が不十分な点を指摘したことについても
「中国は責任を持って国際社会と情報やデータを共有してきた」と反論。
「そもそも米国側が防疫を政治化せず、中国政府のように生命第一の姿勢で責任ある対応をしていれば、
米国内や世界の防疫状況は今日のような事態に発展しなかったのではないかという意見も多い」と批判した。
https://mainichi.jp/articles/20230104/k00/00m/030/176000c