窮地に立たされ涙する姿にもらい泣き
埼玉県に住む会社員の佐々木陽子さんが購入したのは、カツオの「わら焼きタタキ」。
わざわざ通販サイトで高知の魚を買うようになって2年ほどになるそうです。
きっかけは新型コロナの感染の拡大でした。
忘れられない動画があるといいます。
高知県須崎市の会見で、漁業者が涙を流しながらこう訴えていました。
「おいしくて日本一だと自信を持っていても、食べていただかないと、廃棄処分になりかねない状況です。
一生懸命、育てたカンパチを何とかしたいと思っています」(野見漁業協同組合 西山慶 組合長)
日用品まで“応援消費”しているという人もいます。フリーランスで企業広報などの仕事をしている東京都の木山美波さん。
見せてくれたのはフライパンや、猫用のブラシ、国産の固形シャンプーなど。
購入するときポイントになるのは、商品を販売する会社の考え方や活動内容です。
特にネットで買い物をするときには、こまめにチェックしています。
「なるべく切実そうなところから買いたいと思います。
例えばインターネットが得意じゃなさそうな企業を見ると、商品がいいものだったら
報われてほしいなと感じて購入することも。
最近は国産の固形シャンプーを買いました。たぶん中の(担当の)人がおじさんで、
一生懸命にやっていて、連絡もおじさん構文※で返ってきて。応援の気持ちで購入しています」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221222/k10013928691000.html