英ハリー王子、アフガン従軍中「25人殺した」 自伝で敵兵を「駒」

英国のチャールズ国王の次男ハリー王子(38)が今月10日発売の自伝「スペア」で、アフガニスタン従軍中に敵の戦闘員25人を殺害した、と告白していることがわかった。先行入手した英メディアが6日までに自伝の内容として伝えた。

公共放送BBCによると、王子は殺害したという25人について、「この数字は私を誇らしくさせるものではなかったが、恥じ入るものでもなかった」と自伝に記しているという。

さらに、「戦場の熱気と混乱の中に投げ込まれたとき、私は彼らを25人の人間とは考えなかった。相手を人として認識したら殺せない」「彼らは、チェス盤から取り除かれる駒であり、彼らが善良な人々を殺してしまう前に殺害されるべき悪人だった」との記述もあるという。

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