道路のシマシマ“ゼブラゾーン”ってどんな意味があるの? 実は走行できるの知ってた?
道路のシマシマ“ゼブラゾーン”の意味は?

ゼブラゾーン

道路を走行していると、交差点の手前にシマシマと白線が引かれた場所があります。通常の路面に比べてなんとなく走行しにくいシマシマですが、これにはどのような意味合いがあるのでしょうか。

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通称「ゼブラゾーン」と呼ばれている道路のシマシマは、正式名称を「導流帯」と言います。ゼブラゾーンは、道路交通法上で“指示標示”のひとつに区分されており、交通量の多い交差点や作りが複雑な道路において、交通を安全かつ円滑に促すためのものです。

指示標示には、ほかにも“横断歩道”や“停止線”などが含まれ、特定の方法に従って通行するよう指定したり、道路交通法で決められた場所を指示する役割を持っています。

一方で、何かを禁止したり、規制したりするものではなく、ゼブラゾーンもその地点の通行が禁止されるというものではありません。

具体的には、ゼブラゾーンは右折車線から直進車線に交通の流れを促すような形で標示されていることが多いのですが、ゼブラゾーンの上を通行してはいけないという規制はされていません。

ゼブラゾーン

〈写真〉直進から右折へ交通の流れが促されているゼブラゾーン。公道ではこのようなゼブラゾーンが多く見られます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5bdc54937d641215b6f9f983b87e911eb30a96fd