https://www.fnn.jp/articles/-/467435

「頭が痛い」元日から続く“異臭”に住民困惑…鼻を刺す強烈な臭いに問い合わせ180件以上相次ぐ

白いタンクから立ち上る白い煙。火災が続く千葉県の発電所だ。元日に発生したこの火災により、周辺の広い範囲で異臭騒ぎが起きている。
“異臭”に近隣住民は「髪の毛に臭いが…」「頭やのどが痛い」
「イット!」は6日、年明け早々の騒ぎに揺れる千葉県の袖ケ浦市を取材すると、住宅街ではマスクをしていても、木が燃えているような臭いを感じる。
火災発生から5日が経っても収まらない異臭に、付近の住民は不満を訴えた。

近隣住民A:
朝掃き掃除をして玄関入るともう髪の毛とかに臭いが付いてるの分かりますし、洗濯物を(外に)干すのに躊躇したりとか。

近隣住民B:
ぜんそく持ちなので、それでちょっと呼吸器系が悪いので、それが(困る)。

この異臭に関して袖ケ浦市に寄せられた問い合わせは、元日の朝から6日の午後3時までで180件以上。内容は「洗濯物に臭いが付く」といった苦情から「頭やのどが痛い」などと健康被害を訴えるものもあるという。
現地を取材してみると…

フジテレビ・岸本理沙アナウンサー:
千葉県にある袖ケ浦バイオマス発電所の前にいます。発電所からは煙が出ています。マスクをしていますが、鼻を刺すような強烈な臭いが辺りを漂っています。