京都府舞鶴市議会の議長が4年前、児童の性的な動画が入ったDVDを所持していたとして、罰金30万円の略式命令を受けていたことがわかりました。議長は6日付で議員辞職する意向を明らかにしました。

 起訴状などによりますと、自民党所属で、舞鶴市議会の鯛慶一議長(53)は、2019年8月、児童ポルノの動画が入ったDVD4枚を所持していたとして、児童買春・ポルノ禁止法(所持)の罪で略式起訴され、裁判所から罰金30万円の略式命令が下されました。

 鯛議長は、2010年の市議選で初当選し、罰金刑が下った際は市議として3期目でしたが、議会への報告は行っていなかったということです。

 鯛議長は6日に会見を開き、「興味本位で購入し、自宅に置いたままだった。私的なことなので報告しなかった」と経緯について説明するとともに、「市民に迷惑をかけ申し訳ない」と謝罪。6日付で議員辞職する意向を示しました。
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