
タイで大麻の栽培が合法化されて半年あまりがたった。世界でもほぼ前例のない事実上の全面解禁だが、混乱が目立つ。吸引は医療目的に限定しているが、実際には娯楽での使用が後を絶たないためだ。大麻の中毒者は解禁前の4倍近くに増え、政権内でも批判が噴出している。
バンコク中心部のスクンビット通りの路上では、男性2人が竹筒を使って大麻草を燃やしたとみられる煙を吸い、独特の青臭いにおいが周...
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGS153B80V11C22A2000000/