1月末から立春を中心に春先まで、猫は発情期を迎える。まだ寒さが残る厳しい季節に生まれる小さな命もたくさんいる。東京都の動物愛護相談センターに持ち込まれる猫たちの統計をみると、『犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況』(※1/令和2年4月1日~令和3年3月31日)をみると、動物愛護相談センターへの猫の引き取り数は44,798匹。その中で、動物愛護団体などに引き取られた数は25,130匹、残念ながら殺処分となってしまった猫は19,705匹もいる。その多くは、生まれて間もない幼齢猫や疾患や怪我などがある猫。殺処分は確実に減少しているが、失われる命は、まだまだたくさんいるのだ。
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