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日本が標的になるかも?…プーチンの“最後の切り札”、悪魔の核兵器「サルマト」のヤバすぎる正体
https://news.yahoo.co.jp/articles/f70223be5097229aced331b250776239ebdcd0f0
飛行距離、速度、威力にいたるまですべてが規格外―。ロシアの工学技術の粋を結集させた新型ICBM「サルマト」が実戦配備された。追い詰められたプーチンの狂気は日本を焼き尽くそうとしている。
「日本が標的になっている」
「'18年から実用化に向けて、研究開発が進められていた新型ICBM(大陸間弾道ミサイル)『サルマト』がついに東シベリアに実戦配備されました。ロシア当局はかねてから、『島国の日本なら1発で全滅させられる』と述べていました。ただの脅しならこんなことを言いません。日本に対して使うことも想定に入っているのです」(筑波大学名誉教授の中村逸郎氏)
ロシアによるウクライナ侵攻が開始されてから、まもなく1年が経つ。圧倒的軍事力を持つロシア軍と、西側諸国から支援を受けるウクライナ軍は今なお泥沼の戦いを続けている。
'22年11月からウクライナ東部のドンバス地方を中心に劣勢が続くなか、プーチンはベラルーシ国境に20万人の兵士を集結させた。この動きに対し、ウクライナ軍トップのヴァレリー・ザルジニー総司令官は「早ければ1月中にキーウ制圧を再び試みると確信している」と警戒感をあらわにした。
ウクライナ侵攻は今まさに、山場を迎えようとしている。日本人はこの事態を他人事だと思ってはいけない。キーウ再侵攻はロシアの威信をかけた最終、最大作戦。もし再び失敗すれば―、怒髪天を衝いたプーチンの狂気は日本に向けられる可能性がある。
「ウクライナ戦争で失敗し、追い詰められたプーチンが米国の報復も恐れずに、せめてもの成果として日本にサルマトを撃ちこむというのは十分にありえる話です。
「日本攻撃」
実はロシアがウクライナ侵攻の半年前に、日本を攻めようとしていたということがFSB(ロシア連邦保安庁)職員による内部告発で分かっています。その人物が暴露した情報では『(ロシアは)日本を相手にした局地的な軍事紛争に向けて、かなり真剣に準備をしていた』とのことです。そして、その情報はロシアの戦争犯罪を数多く暴いてきた調査報道機関『ベリングキャット』代表のクリスト・グローゼフによって本物であると結論づけられています」(前出・中村氏)
ウクライナでの戦況が決定的に悪化した場合、プーチンの脳裡にこの「日本攻撃」のシナリオが再びよぎる恐れは十分にあるのだ。
とはいえロシアはもはや、通常の手段で日本へ攻め込むほどの兵力も弾薬も残っておらず、長期戦も不可能だ。ならばどうするか? プーチンは1発で日本を屈服させられる「最後の切り札」を持っている。
それが冒頭のサルマトだ。この兵器は旧ソ連時代からロシアの宇宙開発を担ってきた機関『ロスコスモス』の関連会社である『マキーエフ・ロケット設計局』が開発した世界最大級の核ミサイルだ。'22年4月に発射実験、11月には飛行実験に成功している。
開発責任者のウラジミール・デグティヤールは「工学の奇跡、ロケット技術における最高の達成だ」と語り、プーチンも「過去も今後も世界で例のないものだ」と賛辞を贈っている。
これに対し、バイデン米大統領は「脅威ではない」と楽観視しているが、それは虚勢にすぎない。NATO(北大西洋条約機構)はこの核ミサイルに「サタン2」というコードネームを付けた。「悪魔の兵器」―。米国をはじめとしたNATO諸国は、それが破滅的に凶悪な兵器だと認識しているのだ。