足立区強盗殺人事件公判傍聴記・2022年9月1日(被告人:川瀬直樹)
https://note.com/dangoku/n/n98ef92b5104d

<藤原弁護人の被告人質問>
弁護人『弁護人の、藤原から。判決について、一審、無期懲役』
被告人『はい』
弁護人『刑を受けたことについて』
被告人『そうですね、妥当だと思います』
弁護人『なぜそう思うのですか』
被告人は何か答えたが、聞き取れなかった。
弁護人『無期懲役という判決受け、改めて今、被害者には』
被告人『こんな大それた事件を起こしてしまって、被害者の方、被害者遺族の方に大変申し訳ないと思っています』
弁護人『一審で、無期懲役の判決を受けた今、自首についてどう思っていますか』
被告人『良かったと思います』
弁護人『なぜ』
被告人『いろいろ夢の中に出てきたりとか、事件、夢の中に出てきたりとか、犯行夢の中に出てきたりとか、結構辛かったので』
弁護人『判決後の体調の事について聞きます。今何か、飲んでいる薬は』
被告人『統合失調症の薬飲んでいます』
弁護人『判決後の症状は』
被告人『騒音問題に』
弁護人『簡単に言うと』
被告人『立てたり、立てられたり、騒音による嫌がらせですね』
弁護人『誰がするのですか』
被告人『解りません』
弁護人『嫌がらせをされる心当たりありますか』
被告人『ありません』
弁護人『今後の事について聞きますね。今後、自身の刑確定した後の事お聞きします。確定した刑について、どう考えていますか』
被告人『・・・第一審ていうことですか』
弁護人『聞き直します。刑確定して今後のこと。確定後の服役の気持ちは』
被告人『自分のできる範囲内で罪を償いたいと思います』
裁判長『そういう気持ちですね。弁護人からは以上です』
検察官の質問は、行われなかった。
裁判長『それでは、終わりましたから、戻ってください』
被告人は頷き、被告席に戻る。