アトピー性皮膚炎の痒みの原因解明とその治療薬を発見

アトピー性皮膚炎の人にとって朗報です。

富山大学と佐賀大学で行われたマウスを用いた研究によって、アトピー性皮膚炎の炎症と痒みの原因となるタンパク質と、その機能を阻害する薬「CP4715」が発見されました。

これまでアトピー性皮膚炎ではステロイド外用薬や免疫抑制外用薬、分子標的薬などが治療に利用されていたものの、強い痒みの原因はよくわかっていませんでした。

アトピー性皮膚炎の原因タンパク質とその阻害剤の存在が明らかになったことで有望な治療薬の開発が期待されます。

研究内容の詳細は2023年1月6日に『Cell Reports』にて公開されました。

https://nazology.net/archives/120278