労働者は休憩時間以外の労働時間中は職務に専念すべきである」という原則は、経営者としてあたりまえのことだと思われがちですが、従業員が労働基準法・就業規則等で定めた休憩時間以外にタバコ休憩などをしてしまう例は数多くあります。「仕事に専念して欲しいがどうしたらよいのか」と頭を悩ませる前に、またタバコ休憩等は労働時間になるのか否かを問う前に、以下の3つの原則を確認しておきましょう。

労働時間中は、労働者は職務に「専念」する義務を帯びています。
休憩時間とは一斉休憩であり、労働から完全に解放されている時間のことを指します。
労働時間の計算は、実労働時間を元に計算し、労働をしていない時間に対して賃金を払う義務はありません。(ノーワーク・ノーペイの原則)

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