近年、東京エリアでの火葬場の待ちが深刻な状況になっています。

葬儀まで1週間、中には10日以上も待たされてしまう事態が、頻繁に起きています。

以前は休みだった友引にも営業をしていますが、それでもまだ火葬場の予約は取りにくい状況が続いています。

https://www.e-sogi.com/guide/4294/

首都圏における火葬場の需要はどんな状況?
現在、1年間に亡くなる方の数(死亡者数)は約120万人と言われています。

10年前と比較して30万人ほど増加しており、2038年には170万人にまで増加するという試算が出ています。

法的には火葬が義務付けられているわけではありませんが、日本の場合、埋葬(土葬)する方はほとんどいませんので、99%の方は火葬を行います。そのため、死亡者数ほぼイコール火葬場を利用する人数とも言えるのです。

しかしながら、特に首都圏では死亡者数に対して火葬場が足りていない状況となっています。

各自治体は火葬場不足を解消するために建設に取り組んでいますが、地権者や近隣住民の反対などでなかなか進まないのが現実となっています。