シンガー・ソングライターさだまさし(70)が12日、インスタグラムを更新。銃撃により亡くなった安倍晋三元首相について書いたコラムを転載し、「ただただお母さまの洋子さんのお気持ちを思うとき、胸が痛みます」と思いをつづった。

【写真】亡くなった安倍元首相の献花に訪れた人たち

 さだは「安倍さんを送る」と題したコラムで、「なんとも辛く悲しく、酷い出来事でした」と安倍氏が凶弾に倒れた事件に言及。多くの支持と多くの批判を受けてきた安倍氏について「政治家ともなれば、まして総理大臣ともなれば国が行うことの全てを『総理の名の下に』たった独りで責任を取るわけですからその重圧は凄まじいと思います。当然その評価には、想像を絶する恨みも妬みも感謝も愛も渦巻く事になります。日本で一番孤独で、日本で一番寂しくて、日本で一番苦しい立場でしょう」とねぎらい、「もっともそれを『生き甲斐』と感じられる人でなければ、とてもとても出来ない仕事でしょう」と推察した。

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