妻「夫が家にお金を入れない」 夫婦で口論...自宅に“放火” 和歌山市
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和歌山市の住宅を全焼させたとして、夫婦が逮捕された事件で、妻が「夫が家にお金を入れない」と話していることがわかった。

パート従業員の前田翼容疑者(36)と妻の志保容疑者(50)は14日、和歌山市の自宅でリビングに火をつけ、全焼させた疑いが持たれている。

警察の調べに対し、志保容疑者は「夫が家にお金を入れない」ことなどから、口論になったと話していたことがわかった。

2人の知人「(翼容疑者から)電話で『生活面でしんどいんや』っていうのが(おととい)午後にあって、(2人とも)睡眠薬を飲んで酒を飲む時もあったから、自分では覚えていないままやったかもしれない」

焼け跡から男性1人の遺体が見つかり、司法解剖の結果、死因は焼死であることがわかった。

2人は、「2階には息子(20)がいた」と話していて、警察は遺体の身元の確認を進めている。