中学生に現金を渡し、みだらな行為をしたとして児童買春の罪などに問われている中学校講師の男に、長崎地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

諫早市の市立中学校の講師平田卓也被告31歳です。起訴状などによりますと平田被告は、おととし7月県内に駐車した車内で18歳に満たないと知りながら当時14歳の少年に現金を渡し、みだらな行為をした児童買春の罪と

おととし9月、別の当時14歳の少年に車内でみだらな行為をした県少年保護育成条例違反の罪。

また去年3月から8月に当時12歳や13歳の少年4人に裸の画像または動画を撮影させてSNSのメッセージ機能を使って送信させ、保存した児童ポルノ製造の罪などに問われていました。

判決で長崎地裁は「未成熟な少年6人に対し女子中学生になりすまして言葉巧みに働きかけ、会うことや撮影データの送信に応じさせていて計画的で悪質」。さらに、「被害者らへの成長過程への悪影響も懸念される」と指摘し、懲役2年6か月、保護観察付きの執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5752ea7fb53ddf06a8ab707deba4f336c19a3734