横浜市内の高校で生徒22人から現金27万5000円を盗んだとして、高校2年の少年が逮捕された。生徒らは体育の授業を受けていて教室には誰もいなかった。

 警察によると、横浜市に住む高校2年の少年(17)は去年11月、通っていた市内の高校で同じ学年の別のクラスの生徒22人から現金あわせて27万5000円を盗んだ疑いがもたれている。2つのクラスが被害にあったが、いずれも体育の授業で教室には誰もいなかった。

 この高校ではこれまでにも窃盗被害が複数件あったことから、事件前日に行われた生徒の所持品検査では少年の所持品から他人の財布が見つかっていた。これらの経緯から駆け付けた警察官が少年に対し所持品検査を求めましたが拒否したため、強制捜査に切り替えて調べたところ、現金24万円ほどが見つかった。

 少年はアルバイトをして貯めたお金と説明したという。

 その2週間後に少年は父親とともに警察に出頭したが、警察は在宅で捜査を続け少年を容疑者として特定したという。警察の取り調べに対し、少年は容疑を認めたうえで、金額については「24万円くらいだったと思います」と供述している。警察が余罪についても調べている。(ANNニュース)

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