中国の低出生率も衝撃だが、もうひとつの人口大国であるインドですら、2021年の出生率は国連の統計によれば2.03となった
(一部ネットの情報では1.99になったというのもあるが、本稿では国連統計を採用する)。

インドも2.0を切るのが目前にきているということであり、これは、中国とインドという2国あわせて30億人の人口の国が少子化と人口減少モードに突入したことを意味する。それは自動的に、世界の人口が大きく減少していくことにつながる。

但し、いまだにアフリカ全体では、4.28という高い出生率をキープしている。逆に言えば、アフリカと一部の中東を除けば、それ以外のすべての国は今世紀中に大きく人口が減る。