福岡県警は18日、暴力団対策法が適用されない「半グレ」と呼ばれる不良グループの取り締まりを専門に行う「準暴力団等集中取締本部」を県警本部に設置した。県警によると、半グレ対策を専門にした取締本部の設置は全国で初めて。 取締本部は県警本部長をトップとし、暴力団や知能犯の捜査に携わる捜査員約230人態勢。複数の特別捜査班が、半グレの実態把握や捜査にあたる。 この日、県警本部であった発足式では、岡部正勝本部長が「準暴力団は暴力団と密接な関係を有し、治安対策上の脅威となっている。あらゆる手法を用いて捜査活動が展開されることを期待する」と訓示。 統括役を担う組織犯罪対策課の佐藤弘規課長が「暴力団の壊滅に向け、資金獲得活動を活発化させている準暴力団の対策を推進し、県民の安全安心を確保する」と決意表明した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a4466899f50986bb3fc831eb988fb0db9b0b70e