【ダボス共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、ロシアの侵攻を食い止めるために戦車や防空システムの提供を各国に対して改めて求め、支援に向けた決断の迅速化を訴えた。スイス東部ダボスで開かれている世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)でのオンライン演説で述べた。

 ゼレンスキー氏は「西側の戦車提供は、ロシア軍戦車による侵攻ペースを上回らなくてはならない」「防空システムの提供は、次のロシアのミサイル攻撃に先んじなければならない」と強調。「専制が民主主義をしのごうとしている」と危機感を訴えた。

 決断が遅れれば被害が拡大するとし、対応を急ぐよう求めた。

https://www.topics.or.jp/articles/-/828190