市川)当時、広報紙の閲読率が23区でもそれほど高くなかったという現状もあり、落ちてきていることが世論調査ではっきりわかっていたので、区民の方に読んでいただける広報紙を目指そうと、紙面改革が始まりました。

新行)多くの方に読んでいただこうと。

市川)その際に、広報課の皆さんと区役所の屋上で区内の風景を撮影していたのです。そこで夕焼けを目にしたときに、アニメのワンシーンにとてもシンクロしたため、この段階で「エヴァ風でいこう」と決めました。

新行)上の方々の反応はどうだったのですか?

市川)広報広聴課のなかでは、「いいね」という意見が多数派でした。区長からも「エヴァ風だね」と、好評な意見をいただいたと耳にしていたので、続けていきました。

―?

新行)紙面改革は2019年10月ごろから始まったそうですが、まず表紙をインパクトのあるものにして手に取ってもらい、中身を読んでいただく。そのきっかけのために「表紙は特にこだわっているのです」とおっしゃっていました。

飯田)なるほど。

ジャーナリスト・佐々木俊尚)昔であれば、「アニメを広報紙に使うなんて何事だ」と言ってくる年配者が多そうですが、エヴァンゲリオンもそうだけれど、アニメは日本を代表する国民文化になったので、いまは中年の男性でもわかる。時代の変化は面白いなと思います。
詳しくはソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/af95c366acc23a24381c8219cad2e4bc6f70d4b6
https://i.imgur.com/EEiQne7.jpg