早ければ来年4月に行われる衆議院和歌山1区の補欠選挙について、自民党は、鶴保庸介参議院議員を擁立する方向で調整に入りました。
衆議院和歌山1区の補欠選挙は、和歌山県の岸本周平知事が、11月行われた知事選挙に立候補するため、衆議院議員を辞職したことに伴うもので、早ければ来年4月に行われる見通しです。

自民党は、候補者の調整を進めた結果、参議院和歌山選挙区選出の鶴保庸介参議院議員が、立候補する意向を示したことなどから、党の公認候補として擁立する方向で調整に入りました。

鶴保氏は55歳。国会議員の秘書を経て、1998年の参議院選挙で初当選し、現在5期目を務めています。これまでに沖縄・北方担当大臣や国土交通副大臣などを歴任しました。

鶴保氏は、NHKの取材に対し「党側から立候補の打診をいただいた。ありがたい話であり、関係者と調整を進めている」と述べました。