ウクライナの人道支援のため、神奈川県大井町の役場に設置されていた募金箱が固定されていたワイヤーごとなくなっていたことがわかり、警察が窃盗事件として捜査しています。

大井町によりますと、募金箱は去年3月から町役場1階正面の入り口近くに置かれていて、高さは45センチほどあり、募金箱は盗難対策として金属製のワイヤーで役場のテーブルと固定されていました。

今月10日、町民から「募金箱が見当たらない」という指摘があり、職員が確認したところ、募金箱がワイヤーごとなくなっていることに気付いたということです。

いつから募金箱がなくなっていたかや、箱の中の金額はわかっていないということですが、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、町は役場を含む4か所に募金箱を設置し、去年3月から8月までに集まった合わせておよそ100万円を日本赤十字社に寄付したということです。

警察は町からの被害の届けを受け、窃盗事件として捜査しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230119/k10013954341000.html